企画展 にっぽん歴史街道「文明開化の街道」展を2014年7月19日(土)から8月31日(日)まで開催します。
街道とは、行政によって整備された近世までの交通路をさします。特に五街道といえば江戸時代の主要な陸上交通路で、東海道・中山道・日光道中・奥州道中・甲州道中をさします。日本橋を出発点とするこれらの街道は、徳川幕府の全国統治のために整備されたもので、一里塚や宿場が一定間隔ごとに設けられていました。街道の宿場は、旅行者の休泊や通信・交通・運輸の業務を行いました。
この企画展では、このような近世の街道が、明治維新後、文明開化を経て変化した姿を、明治の錦絵や実物資料を通して紹介いたします。
展示作品紹介
開催概要
【会期】
2014年7月19日(土)~8月31日(日) 10:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日 :8月12日(火)
【会場】
郵政博物館 企画展示室
〒131-8139 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ9階
【入館料】
大人300円、小中高150円
※郵政博物館への入館料となります。
※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方は無料
※10名以上の団体は、大人250円/小中高100円
【展示内容】
本展では、明治維新後の街道を5つの展示構成に分けて紹介します。
「文明開化~ペリーのもたらしたもの~」開国を迫るペリーが江戸幕府に献上するために持ってきた品々を展示します。
「電気の道」街道沿いには電柱が立てられ、電線を通して電気通信が行われるようになりました。
「街道を走る手紙」郵便の開始とともに、街道には郵便ポストや郵便役所ができました。
「明治の街並み」色鮮やかな錦絵を展示して、明治初期の風景や名勝を紹介します。
「浅草のにぎわい-日光道中の通り道-」スカイツリーのそば、浅草は日本橋から出発して日光道中へ向かう通り道。当時の浅草のにぎわいを紹介します。
併せて、期間中毎日、タブレットを使用したクイズラリーを行うほか、埼玉県立歴史と民俗の博物館と物流博物館とでスタンプラリーを開催しています。スタンプを全部集めた方には、各館先着100名様に記念品をプレゼント!
また、本展に併せてメッセージシアターの内容を「江戸旅物語」に変更いたします。
【アクセス】
[交通]
東武スカイツリーライン:「とうきょうスカイツリー駅」下車
東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線
京成押上線 都営浅草線:「押上(スカイツリー前)駅」下車すぐ
※博物館専用の駐車スペースはございません。公共の交通機関をご利用ください。
[東京スカイツリータウンイーストヤード9階へのアクセス]
エスカレーターまたはエレベーターで8階まで。
8階で8-10階専用エレベーターへ乗りかえ、9階で降り右折正面。
【主催】 郵政博物館
【TEL(総合受付)】 03-6240-4311
【共催】 埼玉県立歴史と民俗の博物館、物流博物館、草津市立草津宿街道交流館、
埼玉県立浦和図書館、埼玉県立文書館
【協力】 全国街道資料ネットワーク、東武鉄道株式会社
【後援】 NPO法人全国街道交流会議