春季資料公開 高浜虚子からの手紙

2017年02月27日収蔵品

高浜虚子（明治7(1874)~昭和34(1959)年）は、明治~昭和期の俳人・小説家です。伊予尋常中学（現在の愛媛県立松山東高校）に入学、河東碧梧桐を介して正岡子規に師事し、明治24(1891)年に子規より虚子の号を授かりました。明治31(1898）年、柳原極堂が創刊した「ホトトギス」を引き継ぎました。
俳句は伝統的な五七五調で詠まれるべきであると唱え、季語を尊重し、その理念は「花鳥諷詠」「客観写生」の詩にあると提唱しました。
虚子は昭和34(1959)年4月8日、85歳で永眠するまで、生涯に20万句を超える俳句を詠みました。

昭和22(1947)年5月23日　長野小諸の消印