夏季資料公開 暑中見舞いはがき
収蔵品
暑中見舞いは、1年で最も暑い時期に相手の健康を気遣うものですが、その期間の起点については、夏の土用(立秋前の約18日間)とするものや、小暑(7月7日頃)から立秋前日の約1ヶ月とするものがあります。最近では梅雨明け以降も条件に加わることもあります。
また、立秋(8月7日頃)以降は残暑見舞いになります。残暑見舞いは遅くとも8月末までには届くように出すものです。
明治33(1900)年施行の郵便規則において私製はがきが認められると、写真や色刷りの美しい年賀状が作られ、日本各地で年賀状の交換会が生まれました。暑中見舞いも同様で、資料は「郵便局の名所スタンプ付暑中見舞意匠絵葉書交換会」(昭和10(1935)年)です。
著名人の暑中見舞いはがき
中原中也【明治40(1907)年~昭和12(1937)年】
日本の近代文学を代表する抒情詩人
代表作 「山羊の歌」「在りし日の歌」