郵便を輸送する飛行機
収蔵品
昭和4(1929)年に東京—大阪—福岡間に航空路が開設され、同年4月1日から航空郵便が開始されました(図1)。
開始当初には年間8万6,000通ほどだった郵便物も、あっという間に増加し、昭和8(1933)年には年間51万5,201通にまで増加しました。そのため、同年に郵便専用飛行機(図2)が登場し、夜間航空便(東京—大阪間)も同年11月2日に開始されました(図3)。
図1 郵便物積込作業 昭和4(1929)年
図2 郵便専用飛行機 昭和8(1933)年
図3 離陸前の郵便専用飛行機とパイロット(夜間) 昭和8(1933)年